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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

最近読んだ本

<2017-02-07>

~今日はスタッフブログの日です~

blogphoto20170207

「もう1月が終わったのか、早いなぁ」と思っていたら、
あっという間に2月も4分の1が過ぎました。
一月往ぬる、二月逃げる、三月去る、というのは本当ですね。

今日は久し振りに、最近読んでいる本について書きたいと思います。
「ジョージア・オキーフとふたつの家 ゴーストランチとアビキュー」

アメリカの女流画家ジョージア・オキーフが暮らした、
ニューメキシコにある2つの自宅兼アトリエについて書かれている本です。
一昨年出版されてからずっと気になっていたのですが、年末ついに買ってしまいました。

ジョージア・オキーフは、元々ウィスコンシン州出身で
アートを学ぶためにニューヨークに上京した人でしたが、
画家として成功を収めた後ニューヨークでの暮らしに疲れを覚えます。
そしてニューメキシコの景色に魅了され、ゴーストランチに引っ越します。
その数年後には廃墟同然だったアビキューの家を買い取り、
コツコツと改装を施して暮らしたそうです。

この本には2つの家を手に入れるまでの経緯、
改装を手掛けたデザイナーとの関係、
オキーフが暮らしていた当時の写真や現在の様子などが紹介されています。
夫への手紙でゴーストランチの景色の素晴らしさについて熱く語ったり、
家の周りの風景を多く描いたり、さらには中庭にある1枚のドアの絵を何枚も描いていたり…。
オキーフの土地と家に対する愛情と情熱が伝わってきます。

元々あった建物を改装してあるので、最初から狙った形や間取りではないはずなのに、
とても魅力的な空間に見えるのは、
オキーフが愛着を持って暮らしていたからかな…と思います。
住宅においては、どんなに計算された設計も住む人の愛着には勝てない、
住まい手さんが愛着を持って暮らして下さることが、
その家を一番素敵に見せてくれる気がします。
そうすると設計者は、愛着を持って下さるような設計をしなくてはなりませんね!

アビキューの家は現在も公開されており、見学ツアーもあるようです。
いつか訪ねてみたいなぁと思う建築です。

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