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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

「北原町の家」現場報告その9

<2017-10-16>

北原町の家現場

棟梁、監督、設計者で、階段や造作家具の納まりについて、
知恵を出し合いながら、じっくりと打ち合わせ。

階段の打ち合わせまで来ると、
工程も中盤まで来たかなという感じです。

アトリエ橙の場合、全てのことを細かく、
設計者が決めて現場に指示をするというカタチではなく、
現場の意見をまず聞き、相談しながら、
ひとつひとつ決めていくという感じで進めています。

現場の意見とは・・・
例えば、施工のしやすい納め方、綺麗に仕上がる納め方、
のちのちメンテナンスで問題にならない納め方など、
職人さんや監督さんのこれまでの経験上の意見を大切にして、
それらを現場へ生かすことを考えています。

現場ごとに、職人さんや監督さんは違うので、
何度、同じ図面を書いても、細かい部分では、
毎回毎回、施工の仕方は少しづつ異なります。

それは、職人さんの流儀の違いだったり、美意識の違いだったり。
でも、それが、職人さんによる家づくりの良さだと思っています。

職人さんの流儀や美意識を無視して、
設計者が全てを決めて、仕事の仕方まで押し付けてしまうと、
職人さんのモチベーションも下がってしまうし、
納得しないままの作業は、現場全体の士気も低下してしまいます。

建築家が「先生」にならず、現場の意見を大切にして、
コミュニケーションを図りながら、工事を進めていくことが、
より精度の高い習熟した建物が完成すると信じています。

そして、そういう現場、そういうコミュニケーションが何より、楽しく感じます。
「北原町の家」の現場も、楽しすぎます。

今日は、寒すぎたけど。笑
来週からは厚着していこうっと。
ホカロンも忘れずに。

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