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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

映画鑑賞記録「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」

<2017-11-05>

ル・コルビュジエとアイリーン

建築界の巨匠ル・コルビュジエの物語かと思いきや、
主役は、女性建築家アイリーン・グレイの物語。

コルビュジエは、脇役というか、むしろヒール役。
(それでいいのか、コルビュジエ?)

モダニズムの傑作と言われる海辺の別荘「E.1027」は、
アイリーンの設計であるにも関わらず、長年、メディアでは、
そのことが表記されず、コルビュジエの設計と思われていました。

コルビュジエもあえて、それを否定する様子もなく、
それどころか、アイリーンの許可なく、
「E.1027」の壁面に、フレスコ画を描いてしまいます

両者の仲は決裂してしまいますが、それは、巨匠コルビュジエが、
アイリーンの才能に嫉妬していたからだと言われています。

この映画だけを見ると、コルビュジエの評価を下げてしまいがちですが、
実際のコルビュジエは、より人間的で生活に基づいた建築を残している
と理解しています。

この映画は、まだまだ、女性が社会的に正しく評価されていない時代に
活躍したアイリーン・グレイを建築家として再評価するための映画として
鑑賞されることをおすすめします。

映像美が素晴らしいです。

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