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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

安藤忠雄展

<2017-12-05>

~今日はスタッフブログの日です~
ポストカードたち

先日、六本木の国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展-挑戦-」を観に行きました。
(写真はショップで購入したポストカードと、展示に関係ないけれどもお気に入りな雷鳥のカード)
平日だったにも関わらず、沢山の方がおとずれており、
知名度の高さを改めて感じました。

会場内には凝ったつくりの模型や、写真、大量のスケッチが
ずらっと並んでおり、大変な見応え。
折り返し地点には「光の教会」のレプリカがあり、
以前関西に行く用事があったとき見学の予約がとれず、泣く泣く断念した私は大興奮でした…。

展示全体を通して特に心惹かれたのは、
設計段階で描かれたアイディアスケッチ。
大量のスケッチを見ているうちに、
どうしてこんなに引き付けられるのか、自分の中での理由が分かってきました。
ペンや色鉛筆でサッと描かれているのに、
どんな空間をつくりたいのか、パッと分かるのです。

以前、「フェンディbyカール・ラガーフェルド ~コレクション前夜」という
ファッションブランドのドキュメンタリーを見たときに、
工房の職人さんが「カール・ラガーフェルト(当時フェンディを率いていたデザイナー)のスケッチは素晴らしい、どういう形を求めているかすぐ分かる」
と絶賛するシーンがあり、
「うーん、こんなに素早く描いたイラストで伝わるのかな…」
と思っていたのですが、
建築の世界で働くようになってから安藤忠雄さんのスケッチを見て、
「こういうことだったのか~!」とすごく、腑に落ちました。

設計者は図を描いて施工を他の人にお願いする立場ですので、
きちんと伝わる、ということがとても大切だと思うのです。
簡単なスケッチでも、どこかにピントの合った想像が出来ていないと、伝わる絵は描けません。
伝わる絵を描いて、スタッフや工事に携わる方とイメージを共有することが、
良い建物をつくること、沢山のプロジェクトを進行させることにつながるのではないか…
とつらつら考えておりました。

自分にはまだまだ伝える力がない、
それ以前に想像力がまだまだ…!
と、打ちのめされて帰ってきました。笑
もっともっと、がむしゃらに頑張らなくてはなりませんね。

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