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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

モノづくりの現場見学・建具屋さんの作業場

<2018-01-12>

アトリエ橙は、できるだけ現場へ足を運ぶようにしています。それは、本来の目的である監理業務のためでもあるのですが、モノづくりの現場を数多く見ることで、さらに正確な設計図面を書けるようにするためです。設計図面は、設計図集を参考にしたり、CADデータをコピーしても書くことはできるのですが、やはり、モノづくりの現場を自分の眼で見て、聞いて、感じ取ることで、正確で読み取りやすいプロの設計図面を描くことが出来るのではないかと思っております。

ただ、常々、思っていたのですが、作業場で製作し現場に持ち込む「木製建具」に関しては、なかなか製作の現場を見ることが出来ないので、何となく、フワッとしていました。特にわからないことがあるというわけではないのですが、実際に、製作過程を見たことがなかったので、図面に書いたことが、いきなり、現場で完成しているという感じで、これまで、リアルに図面と現場が結びついていなかったのです。20年以上、住宅設計に関わっていながら、今更ですが。

そこで、いつもお付き合いのある建具屋さんにお願いして、昨日、作業場を見学させて頂きました。おそらく、設計者が作業場を見学をするということは今までなかったと思うのですが、お忙しい中、快諾して頂き、感謝しています。

作業場では、実際の製作の手順や、道具や機械、素材などを説明してくださいました。また、アトリエ橙が標準として考えている扉の厚みや製作寸法、素材の選択の妥当性などについても再確認することができ、ようやく、事務所で書いている建具表と現場が結びつく実感を得ることが出来たような気がします。まさに百聞は一見にしかずです。

昨年のコンクリート圧縮試験場の見学、一昨年のプレカット工場の見学。社会科見学は、今後も続けていきたいと思います。

建具

写真は、ちょうど、今、施工中の「北原町の家」の木製玄関ドア。美しいです。

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