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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

実施設計と予算調整

<2018-01-29>

家づくりの最初に、設計の流れをご説明させて頂く時に、よくお受けする質問が、「基本設計と実施設計の違いは何ですか?」というもの。明確な定義があるわけではないのですが、アトリエ橙は次のように考えています。

基本設計完了は、間取りが決まり、仕上げや設備の概要が決まった段階としています。もちろん、まだまだ、変更は可能ですが、この時点で構造計画の検討に入りますので、特に間取り(壁や開口部の位置)については、基本的に変更がないことを確認させて頂きます。仕上げについては、工事費を把握するために、一度、色品番まで暫定的に決めて頂き、実施設計段階で再度、確認させて頂きます。設備についても、カタログやショールームで、一度、細かいところまで決めて頂きます。もちろん、まだまだ、この先、変更は可能です。間取り、仕上げ、設備の概要が決まった段階で、実施設計のお打ち合わせに移行します。

予算

ただ、この段階では、ご要望を詰め込んだ状態ですので、多くの物件の場合、予算を大きくオーバーしています。でも、予定どおりです。大切なのは、これから。さらに、細かいご要望やこだわりを展開図などを使いながら、お聞きしていく一方で、今後、暮らしていく上で、本当に必要なものは何か、削ぎ落とせるものは何かをご一緒に整理していくお打ち合わせとなります。こだわりたいポイントだけを考えるのではなく、割り切れるポイントも探していきます。そのバランスを上手く取ることができれば、そのご家族にとって、暮らしやすい家づくりが予算どおりに実現できるのではないかと考えています。

実施設計が完了し、工務店に見積依頼を出す時点で、「もう、思い残すことはありませんか?(笑)」とお聞きして、「私達、何か、あきらめたことあったけ?」とご夫婦で顔を見合わせて頂けるお打ち合わせを目指しています。

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