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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

「北原町の家」特集その1「リビング」

<2018-02-07>

北原町の家

仲の良い3人のご家族の暮らし。設計を始めるにあたって、ご家族らしい生活習慣をお聞きしたところ、コンパクトな空間に3人が集まってゴロゴロしていることが多いとのこと。

今回、そんなご家族にご提案させて頂いたのが、床暖房付きの二段小上がりリビングです。けして広くはないリビングですが、床に段差を設けることで居場所を多く作り、勾配天井・吹抜けを設けたり、階段室の上部を解放することで、空間に広がりを持たせています。

壁・天井は、表情豊かな珪藻土のコテ仕上げ。左官職人さんの技、お見事です!その表情を最大限に生かすために、間接照明を多く用いました。上向きの光は上部への広がり、下向きの光は非日常感の演出を期待しています。また、下段の間接照明ボックスは、珪藻土壁をガードする背もたれ、兼コーヒーテーブルとなっています。

法的な制限、構造的な制限が多い案件でしたので、開口部や天井高さの確保に苦労しましたが、なるべくそれらを感じさせない明るさや広がりを確保することを意識して設計しました。

この空間で、ご家族らしい暮らしがこれからも続くことを願っています。

北原町の家
北原町の家

引越しを終えたばかりの建て主さんから頂いた嬉しいメール。ありがとうございます。

「もう、素敵な家を本当にありがとうございます!2階のごろ寝スペースでは、家族3人それぞれのスタイルでゴロゴロし、本当に気持ちのよい吹き抜け、灯りに照らされた美しすぎる珪藻土の壁・・・朝、起きて朝日の差し込むダイニングでの食事はまるで別荘に来ているかのような気持ちにさせてくれます。どの家族のためでもない、私たちのためだけに想いを寄せて設計してくださったこと、新しくはじまったばかりの暮らしの中で、ものすごく実感しております。」

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