toggle
想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

マンションリノベーション「YB307」特集その2

<2018-10-15>

窓際に小上がりを設けました。

初めて現地を見た時に、一番印象的だったのは、ここの窓から見える緑でした。この場所を生かそうと思い、小上がりスペースを提案させて頂きました。

でも、実は、解体後に現況測量を行った結果、天井高さが1995ミリしか確保できないことがわかりました。高さ400ミリの小上がりを造ると、小上がりの中の天井高さは1595ミリ。頭をぶつけます。さすがに、これは無理だと思い、クライアントに提案の取り下げをお願いしたのです。

一度は消えた小上がり案でしたが、設計終盤、「小上がりの中で立てなくてもいいです。ドラえもんの押入れみたいで楽しいじゃないですか。」というご要望により、小上がり復活。

クライアントの遊び心に救われました。完成してみると、やっぱり、この空間が一番気持ちいいです。爽やかな風が通ります。

時として、クライアントの遊び心(悪ノリ?)が、個性的で豊かな空間を創造することがあります。そういう意味においても、このプロジェクトはとても楽しい設計となりました。

関連記事