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家は買うものではなく創るものです「アトリエ橙(だいだい)奥山裕生」(東京都・練馬区)

2018年印象に残った映画10本(第6~10位)

<2019-01-05>

映画

昨年、観た映画は、劇場・DVD合わせて46 本。その中で、特に印象に残った映画10本・・・に納まらずベスト12!

第10位 スリー・ビルボード(2018・アメリカ・イギリス)☆4.1

娘を殺された母親。犯人を捕まえられない地元警察。ある日、母親は、警察に抗議する3枚の巨大広告ボードを掲げた。やがて、広告会社の青年経営者らを巻き込みながら、思わぬ方向に事態は展開していく。次第に暴走する母親。同情を集める警察署長。主人公の母親に全面的に共感させない描き方が、この映画のテーマをより深く考えさせられる。ラストシーンの「あんまり・・・。」という母親のセリフに、わずかな救いを感じた。

第10位 ノクターナル・アニマルズ(2017・アメリカ)☆4.1

ある日、突然、元夫から小説の原稿が届く。小説の中の物語と、20年前の過去、そして現在と、3つの時間軸が絡み合いながら、描かれていく。

インパクトのあり過ぎるオープニング。心臓が止まりそうになるほどのバイオレンス。その一方で、息を飲むほどに美しい光と影、アートに満ち溢れる映像美。3つの時間軸ごとに、光の色合いを使い分けているあたり、本当に美しかったです。(監督はファッションデザイナーのトム・フォード。)目を離す隙もないほどに見入ってしまう完成度の高い映画。

元夫の行為は、愛なのか、復讐なのか、解釈が別れているようですが、どちらかと問われれば、愛なのだと思えました。
エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホールの演技、共に素晴らしかったです。

第10位 女神の見えざる手(2017・イギリス・アメリカ)☆4.1

天才ロビイストのスローンが主役の映画。彼女が、政治家と対峙しながら、銃規制法案の成立に向けて、ロビー活動を行なっていく。
確固たる信念に基づき、その手法は、手段を選ばない。時に冷酷ですらある。しかし、その戦略は、彼女の真っ赤なルージュと相まって、鮮やかなほどに美しく見えてしまう。追い詰められた女神が用意していた最後の一手は、鳥肌が立つほどの鮮やかさ。

「敵が切り札を切った後に、自分の切り札を切る」

第9位 マダム・イン・ニューヨーク(2014・インド)☆4.1

人と人とは対等であること。でも、いつも上手くいくわけではない。そんな時は、自分自身を愛すること、大切にすることで、状況を変えていくことができるのかもしれない。

第8位 美女と野獣(2017・アメリカ)☆4.2

娘が幼い頃に繰り返し観たアニメや絵本の世界が忠実に実写化されているのが嬉しい。鑑賞後、娘と共に画面に向かって拍手!

第7位 スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017・アメリカ)☆4.2

「パターソン」の善良なアダム・ドライバーを観た直後にSWを観たので、アダム・ドライバー演じる悪役カイロ・レンに感情移入してしまいました。彼こそ、銀河に平和をもたらず新たなジェダイになるのではないかと予感させるエピソード8でした。

第6位 パターソン(2017・アメリカ)☆4.2

毎朝、妻ローラにキスをして始まるバス運転手パターソンの日常を淡々と描く1週間の物語。何か起きそうで起きない日常。でも、同じ繰り返しばかりではない日常。いつまでも続いて欲しいと願う日常。ストーリーとしては、劇的な展開も衝撃のラストシーンもないのだけれど、不思議と退屈もせず、心地よく、心の豊かさを感じながら楽しめる映画でした。そして、とても心に残るいい映画でした。こういう作り方は、映画として、とても難しいように思えますが、とてもクリエィティブに感じました。

(もしかしたら、自分は、そういう設計を目指しているのかも・・・。)

あと、夫婦の関係がとても良かったです。自由で個性的でセンスのいい奥さん(ゴルシフテ・ファラハニ)。それをやや戸惑いながらも、穏やかに受け止めて、理解し、否定しないご主人(アダム・ドライバー)。だからこそ、奥さんがイキイキと魅力的に見えるのだと思う。

(もしかしたら、自分は、こういう夫婦を目指しているのかも・・・。出来ていない。)

つづきは、こちら。

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