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想いに寄り添う家づくり「アトリエ橙+建築家・奥山裕生」(東京都・板橋区/練馬区)

「小茂根の家」特集その2

<2019-01-12>

間口が狭く、奥行きのある敷地の場合、建物の形も必然的に長方形になります。長方形の建物は、横(短辺方向)からの揺れに弱くなりますので、耐震対策としては、短辺方向(この場合、道路と平行の方向)に耐力壁を多く入れる必要があります。

「小茂根の家」では、この問題をバランスよく解決するために、中央部分に箱階段を設け、短辺方向の耐力壁を確保しています。

動線的にも、各階の各部屋からの距離が短くなりますので合理的です。特に今回は3層の住宅ですので、階段の昇り降りは頻繁に行われます。せめて、平面的には、動線の距離を短くしておくことが暮らしやすさに繋がるのではないかと考えております。

さらに、階段室の上部には、北向きのトップライトを設けて、光を階下に落とし、風を上に抜けるよう計画しています。実は屋根勾配は、西向きなので、そのままトップライトを設置すると、とんでもない暑さになってしまいます。屋根に細工をして北向きのトップライトとして計画しています。

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