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建て主さんの本音?お世辞?

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大山の家
板橋区

大山の家

「設計事務所の良くない話も聞いたことがあったのですが…」

今日は、これまでの家づくりについて振り返りながらお話をお伺いできればと思います。どうぞよろしくお願い致します。まず、家づくりのきっかけについて教えて頂けますでしょうか?
ご主人:家を建てようと思い立ったのは、私の旧家が雨漏りするなど傷んできていたのと、あとは大きな地震も怖いので、これはなんとかしないと、と。
家づくりの依頼先については、どのようにお考えになりましたか?
奥様:どうして奥山さんのホームページへたどり着いたんだっけ?

ご主人:板橋区の設計事務所で探したんだと思う。それで、HPにあった事例写真を見たときに、照明計画のカッコ良さに目を奪われて。私の中では奥山さんのことは「光の魔術師」と呼んでます(笑)。
奥様としては設計事務所に家づくりを頼むということについてはどのように考えていらっしゃいましたか?
奥様:やはり、ちょっと敷居が高い気がしていました。すべてオーダーメイドということは、自分の希望を叶えてくれそうだけどそのぶん予算も掛かるんじゃないかとか、自分たちには分不相応じゃないかとか…。
実際に打ち合わせが始まって、どのようにお感じになりましたか。
奥様:何もかも分からないことだらけでしたので、不安でした…でも、そういうことについては奥山さんが分かりやすい言葉で一つ一つ本当に丁寧に説明してくださったので、最後にはもう本当にアトリエ橙さんに頼んで良かったなって思いました。設計事務所の良くない話も聞いたことがあったのですが…アトリエ橙さんは、全然イメージと違ったなって。ちゃんと私たちに寄り添ってくださって、こちらの提示した予算内にきっちり収めてくださって、こちらの納得できるもの、希望以上のものにまとめてくださったので、本当に良かったです。
喜んでいただけて、私たちもとても嬉しく思っております。
ご主人:そう、本当に予算というのが一番大きな問題だと思うんですよ、自分たちの希望もたくさんある中で…。でも、どこに重点を置いてどこはご主人:削ってもいいかを考えるということ、バランスを取ることが大事ですよ、とよく奥山さんはおっしゃってましたよね。

奥様:バランスがとても良かったよね。私たちの話もきちんと聞いてくれつつ、いろいろとプロとしての提案もしてくださって、偏ることがなくて。こちらがきちんと納得できて、それでお願いします、って言えるようなところまで説明をしていただけたので、それはもう感謝です。

ご主人:奥山さん、大変だろうなって思いましたけどね(笑)。でも、本当に楽しみながらやれましたから。それが一番です。毎回、打ち合わせ楽しかったですよ。それが、現場も合わせて一年くらい続いたわけでしょう。だから、家が完成しちゃったらなんだか寂しくてね。月一回の打ち合わせが当たり前になっちゃいましたからね。もう一回、家建てちゃおうかなって(笑)。
でも本当に、打ち合わせで図面とかを見せていただいても私たちはすぐには理解できなかったりしたから、楽しく雑談のような形で進められたのは私にはとても良かったですよ。

奥様:そう、図面の説明を一つ一つしてもらって、その時は「へぇ~」って思うんだけど、想像できないからちゃんとは理解してないのよね。だけどあとで形になって「これがあのとき説明してもらったことか!自分の想像を超えて良いなあ!」と分かったとき、またそれも信頼に繋がりました。
現場に入ってからはいかがでしたでしょうか?
ご主人:職人さんの手で一つ一つ出来上がっているというのがすごいよね。リビングの左官壁にしても、本当に見事だよね。チーム・奥山の皆さんに感謝です。
私は脇役です(笑)。
ご主人:いえ、棟梁もおっしゃってました。他の建築家先生は、自分が良ければそれでいいという人が多いけど、奥山さんはお施主さんに寄り添ってやってくれる人だから、住みやすい家になりますよって。

奥様:そうそう、奥山さんみたいな建築家はなかなかいないよってね。それは現場からの声ですから、信用できます。
最後に、これから家を建てる方に向けてメッセージをお願いします。
ご主人:遠慮せずに、自分の思っていることをまずは伝えてみることだと思いますね、肩肘張らずに。