富士見の家

建築家自邸×狭小住宅×在宅勤務に適した暮らし

富士見の家

建築家・奥山裕生の自邸です。
限られた敷地面積(24坪)のため、さまざまな割り切り方・工夫を試みていますので、狭小住宅のご参考になれば幸いです。
また、在宅勤務をする共働き夫婦に適した間取りとなっています。

△床を2段ほど掘り下げたサンクンリビング(沈み込んだリビング)。ソファを置かない代わりに、どこでも多くの人が座れるベンチ形式としています。

富士見の家

△1坪の階段ホール。リビングへの入り口です。階段正面の壁にはフランク・ロイド・ライトの照明器具を設置しています。

△リビング吹抜。奥はダイニングカウンター。上部はロフトです。ロフトの穴から足を投げ出して、リビングのテレビを見下ろし、映画鑑賞を楽しめます。映画館の2階席のようなイメージでつくりました。狭いながらも遊び心を大切にしています。

△ダイニングは、省スペースを目的として、食卓テーブルを置かず、カフェカウンター+ハイチェア(エリック・バックのバースツール)としています。背面は、パソコンカウンターと日用雑貨をしまうための壁面収納としてます。

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△脱衣洗面所はコンパクトに機能的に造作。ハンガーやタオル類を引っ掛ける場所を多く作っておくと便利です。

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△寝室はそれぞれ3.75畳の個室。部屋の半分を小上がりベッドにして、本棚と机を造作すれば、3.75畳で十分快適に過ごせます。必要最低限の個室です。

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△玄関ホール。下足収納+間接照明+ニッチで構成しています。姿見鏡は扉に取り付け、扉を90度開いた状態で使えば、靴を履いてからも全身チェックができます。

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△外観は、左官材と木で構成しています。植栽は、アオダモ、ジューンベリー、ヤマモミジなど。

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△玄関ポーチ。木製玄関ドアと木製ルーバーがアクセントになっています。木製ルーバーの奥には浴室の窓があります。

物件概要
物件名:富士見の家
所在地:東京都練馬区
構造規模:新築木造2階建て
延床面積:23坪+ロフト2.5坪
家族構成:40代夫婦+子供1人

※関連記事(ブログ)「在宅勤務をする共働き夫婦に最適な間取りとは」

※「富士見の家」は、家づくりをご検討中の方を対象に、年に2回、見学会を開催しています。ご希望の方は、お問い合わせページよりご連絡ください。