関町の家(練馬区)

都市型住宅×三世代住宅×卓球台のある暮らし

三世代同居のご家族のための建て替えプロジェクト。ご家族皆さん共通の趣味は卓球。(娘さん達は競技として取り組まれています。)必然的に、家づくりのテーマの一つは、「卓球台が置ける家」となりました。とはいえ、都市住宅なので、専用のスペースを確保することはできないため、リビング兼用の卓球場として計画しています。また、斜線制限が厳しい中、断面計画の工夫により、最大限の容積を確保しています。

△2階リビング空間。大きめの食卓テーブルの上に、ご主人特製のかさ上げ材を敷いて、国際規格の卓球台を置いています。天井にはダクトレールを卓球台のサイズに合わせて、四方に巡らせています。壁際には、ベンチを造作し、観客席としています。

△リビング南側の吹き抜けと高窓。格子越しに光を取り入れます。

△将来的に、ホームエレベーターの設置も見込んだ、広めの1階ホール。

△アプローチは、外壁と門柱を同じ左官仕上げにすることで奥行と一体感をつくっています。木製玄関ドアがアクセント。

物件概要
物件名:関町の家
所在地:東京都練馬区
構造規模:新築木造2階建て
延床面積:30坪+ロフト
家族構成:母+息子夫婦+子供2人
ご依頼の経緯:ホームページ検索

建て主さんから寄せられた声

奥山さんは、調和を大切にしながらも、なんでも受け入れますみたいな感じではなく、そこにはすごくパッションがあって、情熱と調和がうまくブレンドされている人なんだろうなていう風に感じました。すごくとがったデザインとか、先鋭的な何かということではないと思うんですけど、全体を見るとなんかいい、時間に耐えうるデザインというところですよね。