小茂根の家

都市型住宅×地下付き住宅×3層の暮らし

厳しい斜線制限、容積率制限がある中で、できる限り床面積を確保するため、地下付き木造2階建て住宅としています。地下を設けることは建設コストがかかるのですが、ご予算ぴったりに納めることができ建設することができました。引越し前のご自宅も、建設地も、事務所から近く、私の知らない地元情報をいろいろとご主人から教えて頂きました。

△3層の住宅なので、動線をできるだけ短くするため、階段室を間取りの中央に持ってきています。耐力壁も多く配置できるので構造的にも有利になります。

△2種類のクロスを上下に貼り分けています。見切り材は、食卓テーブルのガード材を兼ねています。

△リビング横に奥様の籠り部屋。これまでの生活スタイルを別の形で計画しました。

△籠り部屋はわずかなスペースですが、小上がりベッドと、クロゼット、姿見鏡、本棚と機能的な空間になっています。

△造作テレビボード。中央上部には、ルーバー扉でエアコンを隠しています。

△半地下の玄関。天井の段差を生かして、間接照明を設置しています。

物件概要
物件名:小茂根の家
所在地:東京都板橋区
構造規模:新築木造2階建て+鉄筋コンクリート地階
延床面積:28坪
家族構成:50代ご夫婦+子供2人
ご依頼の経緯:知人

建て主さんから寄せられた声

以前の家も設計事務所で建てたのですが、今回の家はホントに大事なところと省くところを細部にわたって一緒に相談できたので、出来上がってみると、とても暮らしやすいことがわかります。やっぱり自分達に合うライフスタイルをしっかり見つめ直して作るっていうのが大きかったなって思いますね。